もしあなたが、コストをかけずに新規のお客様を集めようと思ったら、何をしますか?
もしかすると、最近の私の記事の傾向を読んで、「ネット集客やろー」って思われる方がいるかもしれませんね。
でも、それは間違いです。
今日はネット集客の話はしません(笑)
実は、私がよくご提案する集客方法があるのですが、おそらくはそれが新規集客にはもっとも効果的なんです。
それが、「紹介」です。
目次
簡単&低コストでできる新規集客方法は「紹介」
「知ってるよ!」
って思いましたか?
じゃあ、あなたは自分のビジネスに紹介を仕組みとして取り入れていますか?
なんと、多くの企業では、紹介が効率も効果も良い新規集客方法だと知っていながら、紹介を制度として取り入れてないのが現状です。
たまたま、お客様のご厚意で紹介してもらえてるだけなんです。
紹介が効果的かつ効率的なら、制度として運用した方がいいに決まってますよね?
そこで、今回は紹介を制度化する3つのポイントを解説します!
ポイント1
紹介・被紹介の特典をつくる
まず、基本はコレです。
紹介が発生したら、紹介してくれた人と、紹介された人の両方に特典を用意します。
しかし、ここに1つ、注意点があります。
それは、紹介してくれた人にあまり過度な特典を用意しないこと、です。
たとえば、治療院なんかで、「紹介してくれたら、次回は施術無料!」としてはいけないんです。
なぜだか分かりますか?
基本的に、紹介というのは、人の善意で回るものです。
なのに、過度な特典を用意すると、「特典目当てだと思われたくない!」と思うんですよね。
それに、制度を知らずに紹介してくれたとしたら、特典をもらった瞬間に、
「そんなつもりで紹介をしたわけじゃない!」
となってしまいます…。
そう、紹介してくれる人って、それが被紹介者にとっても、会社にとっても良いことだと思うから、紹介したいと思うんですよね。
それなのに、その善意を踏みにじってはいけないんです。
だから、紹介される側の特典は多少豪華に、紹介する側には気持ちばかりのお礼を用意するようにしてください。
それが、気持ちよく紹介をしてもらう秘訣です。
ポイント2
「紹介して」とお願いする
「はぁ?」と思われるかもしれませんけど、意外としてないものですよ?
あなたもよく振り返ってみてください。
お客様に「ご友人様をご紹介ください」とお願いしているのはいつですか?
初回だけとか、紹介があった後とか、そんな限られたタイミングでしかお願いしてないんじゃないですか?
もし、そうであれば、お会計のときなどに必ずお願いのセリフを入れるようにしてください。
自分がお客様のケースを想像してみてほしいんですけど、「紹介して」と言われないと、「紹介しよう!」なんて発想になかなかならなくないですか?
つまり、「紹介して」と言うことで、「誰か紹介できる人はいるかな?」と考えてもらうことができるんです。
だから、「ウザいかな?」と不安がらず、積極的にお願いしてみてください。
ポイント3
紹介者への小まめな報告
これは、紹介してくれた人に、被紹介者の状況を報告するようにしましょう、ということです。
あなたも紹介した側の気持ちになれば分かると思いますが、誰かを誰かに紹介したときって、「その後、どうなったかな?」って気になりませんか?
良かれと思って紹介したはずなので、うまくいってるって分かったらうれしいですよね?
これはお客様も同じです。
だから、
「●●さんが来店してくださったんですよー!」
「●●さんに▲▲を勧めたらとても気に入っていただけました!」
「本当に喜んでくださって、私どももうれしいです!本当にありがとうございます!」
こんな風に、差し支えのない範囲で、紹介者に状況を報告してみてください。
そうすれば、「自分の紹介でこんなにも喜んでもらえるんだ!」と思ってくれます。
そうしたら、「もっと喜んでほしい!」という気持ちが芽生え、さらなる紹介をもってきてくれるんです。
こうやって、善意が連鎖していくわけです。
ただし、紹介には1つだけ大きな弱点が!
それは、「起業したてのうちには効果があまりない」ということ。
だってそうですよね?
そもそもの「紹介をしてくれる人」がいないわけですから…。
結果として紹介は起こりにくくなるんです。
だから、起業まもなくの人は、優先順位を見極めて取り掛かってくださいね。
いかがでしたか?
紹介って、本当に企業にとっては欠かせない集客方法なので、徹底できていなければ、もう一度見直してみてください。
あなたは紹介制度を活用できていますか?
追伸
もし、紹介以前にお客様の数そのものが少ないとお悩みなら、こちらをチェックしてみてください。