ネットで集客やセールスをするとなると、まっ先に考えられるのが、ランディングページ(以下、LP)です。
LPとは、購入/登録ボタン以外リンクのない、1枚もののウェブサイトのことを言います。
このLPは、不要な要素がまったくないため、行動を促すのには最適のウェブサイトなんです。
でも、実際にいろんなLPを見ていると、見かけ倒しのものが多いんですよね…。
そこで今回は、成約率の高いLPなら絶対にココは押さえている!というツボを5つ、ご紹介します。
目次
成約率の高いLPが絶対に押さえている5つのツボ
ツボ1
カラーは3色に抑え、75:20:5のバランスに!
まず1つ目は色使いです。
あなたはLPって言われると、どんなものを想像しますか?
なんだか怪しい商材を売ってそうな勢い溢れるカラフルなデザインのページでしょうか?
もし、そうだとしたら、そのイメージはすぐに捨ててください。
「派手にして目にとめてもらうもんじゃないの?」
そう思っているとしたら、それは間違っています。
だって、そんなデザインのページを見たら、あなたはどう思いますか?
「うさんくさい!」
そう思いませんか?
そうなんです。
カラフルなものって、うさんくさいんです。
派手な服装で、豪快に話すセールスマンから、あなたは商品を買いたいと思いますか?
うさんくさくて信用できないから、買いたくないと思いませんか?
その感覚を信じてください。
だから、いくら制作会社がLPは派手に目立たせないと…と力説しても、あなたの直感を信じてください。
LPはシックに着飾った誠実なセールスマンと同じです。
色は控えめにして、必要な強弱はつけるけど、必要以上には飾らない。
これが鉄則です。
色は3色で、メイン:サブ①:サブ②=75:20:5にしましょう。
もちろん、間違ってもメインカラーを派手な色にはしないでくださいね。
ツボ2
文字が見やすいデザインにする
引き続きデザインの話です。
LPはあくまでもお客様に行動を促すものなので、言葉で説得することが大切です。
もちろん、デザインも欠かせない要素ではあります。
実際、私も制作するときにはデザインにかなりこだわります。
でも、忘れてはいけないのは、「デザインはコピーを助けるもの」ということです。
コピー(文章)を活かして、補うことができるデザインになっているかどうか、という視点でこだわるべきです。
なので、見出しが読みにくいデザインになっていたり、写真とコピーが被っていたり…、といった状態は避けましょう。
ツボ3
見出しが流し読みできる
LPを見たことがある人は、よくご存じだと思いますが、LPには節々で見出しが登場します。
実は、売れるLPというのは、この見出しのストーリー設計にとことんこだわっているんです。
一番いいのは、見出しだけでも広告としてある程度成立するようなストーリー設計です。
よくあるダメな見出しは、中身の要約になっている見出しです。
LPに限らずですが、広告は国語ではありません。
人の心を動かすことが大切です。
だから、中身の中でも、特に刺激的な一文を抜粋して、見出しにしましょう。
そして、前後の見出しとの文脈がつながるようにしましょう。
ツボ4
取るべき行動が明確
これは、注文させたいのか、資料請求させたいのか、予約させないのか、はっきりさせましょう!ということです。
よくある欲張りLPの間違いは、「ご注文はこちら」「資料請求はこちら」と2重に構える、というものです。
もちろん、「取りこぼしたくない!」という気持ちはよく分かります。
でも、こうやって選択肢を用意されると、人は迷ってしまうんです。
そして、迷ったらどうなるかというと、決断を先送りします。
先送りしたら、、、たいていは戻ってきません(笑)
先送りにしなくても、本当ならその場で注文してくれるはずの人が、「とりあえず、資料を…」となってしまいます。
つまり、チャンスを逃すだけなんです。
だから、LPにしても、それ以外の広告にしても、取って欲しい行動は1つ、明確にしておきましょう。
ツボ5
余計なリンクがない
余計なリンクが目立たない
最後は基本中の基本です。
LPでは、「取って欲しい行動」に誘導することが大切ですよね。
それなのに、文中でヨソのページへのリンクが出てきたら、どうなりますか?
クリックしたくなりませんか?
そして、ヨソへ飛んで行ったが最後、もう戻ってきません。
だから、基本的にはヨソへのリンクを貼るのはNGなんです。
ただ、それでも絶対にリンクを貼らないければいけないこともあります。
それは、特商法など、法律で義務付けられたリンクです。
法律で決まっているものは表示しないといけませんよね?
だからと言って、青字にアンダーラインまで引いて目立つデザインにしてませんか?
これは避けましょう。
こうした法定のリンクは薄いグレーのフォントにして、限りなく目立たない位置にそっと置いておきましょう。
こうして、LPを目的に向けて統一された設計でつくると、成約率が上がります。
もし、あなたも制作会社にLPの制作を依頼することがあれば、この5つのツボを押さえられているかチェックしてみてください。
あなたのLPのゴールは1つに絞られていますか?