仕事のルール その13

私が相談を受ける時によく言われる言葉があります。

それは、「それ、前にやったけど、駄目だったんですよね」と言うものです。

ブログをやったけど反響がなかったとか、メルマガをやっても売り上げが上がらなかったとか…。

だから、今回またやってもどうせダメだろうと…。

あなたはこれを聞いてどのように思いますか?

こういうのって、ブログやメルマガをどのように使っていたかが問題です。

ブログやメルマガの使い方を勉強すれば、分かることなんですよね。

でも、彼らはそうしなかった。

それはなぜかというと、彼らは「経験」に学んでいるから。

もちろん、経験に学ぶことも大切ですが、経験から学び取れる量は少ないです。

だって、人生はせいぜい80年そこそこ。

経験から学べるのは、80年分がMAXなんです。

だからこそ、悠香の仕事のルールにはこんなものがあります。

第13条
「歴史に学び、他社・他者に学び、成功事例・失敗事例を活かす」

これはもともと、2つのルールだったものを1つにまとめたものなんです。

本当は、「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ。プロとして自己研鑽に励む」と「他社・他者に学び、成功事例・失敗事例を活かす」というものでした。

つまり、自分の経験以外からいかに学んで、いかに活かすのかが大切ということです。

ちなみに、歴史に学ぶ1番の方法は、「読書」です。

読書には、著者の数十年の経験のエッセンスが詰まっていますよね?

その数十年のエッセンスをたったの数時間で吸収できるのが読書の素晴らしいところです。

でも、もしも「歴史に学ぶ愚者」がいたら、どう思いますか?

ドキッとしませんか?

きっと、この記事をご覧のあなたは普段から歴史、他者、他社から学んでいると思うんですよね。

だから、自分以外から学ぼうね、なんて言うまでもないんです。

ただ、このルールとセットでいつも話される内容があるんです。

それが、「歴史に学ぶ愚者にならないこと」というものです。

ちゃんと自分以外から学んでも、愚者になることがあります。

これはどういうことかというと、いわゆるノウハウ・コレクターにならないように、ということです。

ノウハウ・コレクターとは、知識やテクニックを学ぶばかりで、実践に活かせないような人を言います。

知識でビジネスをする人は、特に注意が必要です。

一度調べ始めたらキリがなくなり、どんどん調べてばかりで仕事が仕上がらない…なんてことも
あります。

でも、知識やノウハウを学ぶことも欠かすことはできませんよね?

そこで、

「歴史に学ぶ愚者」にならない方法が2つあります。

1つ目は、時間を決める、ということ

「学習やリサーチに●時間使う!」と決めて、その時間が過ぎたらアウトプットに移行するんです。

そうすれば、限られた時間で効率よく調べようとするし、集中力も高まります。

学習やリサーチがムダに長引く人にはオススメですね。

ちなみに、そうは言っても、いざアウトプットをしようと思っても、できないことも当然にあります。

そのような場合には、もう一度、リサーチや学習に戻りましょう。

言い換えると、1回やってみて、それでも上手くいかないときに初めてリサーチに戻る、ということです。

ぜひ、リミットを設けて学んでみてください。

2つ目の方法は、目的を決める、ということ

これは、どんなリサーチや学習でも非常に大切なことです。

目的を決めることで、学習・リサーチ姿勢が変わります。

目的さえあれば、ピンポイントに効率よくリサーチできるんです。

セミナーなんかを受けるときも同じですね。

目的がはっきりしていると、自分に必要な情報が入りやすくなるんです。

それに、「終わり」も明確になります。

たとえば、YouTubeにアクセスを集める方法を調べたいのなら、アクセスを増やす方法をいくつか見つけたら、リサーチは終わるはずです。

ダラダラと動画の撮影方法や編集方法を調べてキリがなくなる…、とはなりません。

というわけで、ぜひとも、この2点に気を付けながら学習やリサーチに挑んでください。

あなたはキリのないリサーチに溺れることがありませんか?

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