仕事柄、クライアントさんの広告だけでなく、いろいろな会社の広告を見ます。
それこそ、オンライン広告もオフライン広告も。
そうやって見ていると、基本的なことのはずなのに意外にみんなが陥っている落とし穴があるんですよね。
成約率を下げてしまう、とっても危険な落とし穴が…。
この3つの落とし穴があると、お客様が商品やサービスを買いにくくなってしまいます。
そこで、今日は、成約率を下げる3つの落とし穴をご紹介します!
成約率を下げる3つの落とし穴
落とし穴1
内容が媒体と不一致
媒体というのは、オフライン広告の場合は、広告を載せているものですね。
たとえば、新聞広告なら、その新聞が媒体です。
子ども雑誌に載せるなら、その子ども雑誌ですね。
オンライン広告の場合だと、アクセス元になります。
内容が不一致というのは、極端な話をすると、法律系のサイトに子ども向け商品の広告を出す、みたいな状態を言います。
もちろん、こんなアホみたいな間違いをする人はいないでしょうが…。
でも、こんなミスならどうですか?
「簡単に美肌になれる!」と謳うサイトから飛んだ先が、「コツコツして確実に美肌に!」みたいな広告だったら?
広告を見るのは、簡単美容のサイトに訪れる人ですよね?
ということは、楽して美肌になりたい人たちなんです。
そんな人たちに、「コツコツやれば美肌になる!」って言ったって、響かないんですよね。
大切なのは、広告のメッセージと媒体の方向性を一致させること。
今一度、ご自身が広告を出稿されているサイトの方向性を確認してみてくださいね!
落とし穴2
使いこなせそうにない
これは、よく勘違いされる方がいるんですよね。
「説明書の問題でしょ?」って。
でも、違うんです。
説明書で使い方が理解できても、遅いんですよね。
つまり、お客様が商品を買う前に、「自分には難しそう」と思ったら、その商品は買ってもらえません。
だから、広告では、その商品をお客様が簡単に使えるということを伝えてください。
分かりやすい例としては、ジャパネットたかたの通販番組をイメージしてみてください。
あの番組では、高田社長が実際に商品を操作してみて簡単に使えることを実演していますよね?
あれこそが理想的です。
機能だけを紹介するのではなく、使っている様子も伝えることで、よりお客様は商品を買いやすくなるんです。
ただ、いくら広告で簡単そうに見せても、実際に使ったら難しかった、、、となると、今度は「リピートしない」という問題が出てきます。
だから、本当に使いやすい商品を開発することが1番大切だと肝に銘じておいてください。
落とし穴3
不安要素を取り除く
あなたもこんな経験はありませんか?
商品を注文するとき、最後の最後に「本当に買ってもいいのか?」と自問した…。
私は、こんなのはしょっちゅうです。
つまり、「買うべきでない理由」がないか、最終確認をしてるんですよね。
この最終確認で引っかかれば、買うのをやめたり、先送りしたりします。
そうなったら最後。
かなりの確率で、その人は商品を買ってくれません。
なので、お客様が不安を感じる要素があれば、それに対する反論をしっかり伝えてください。
たとえば、化粧品。
・無着色
・無香料
・無鉱物油
・パラベン無添加
このあたりを気にする人は多いです。
だから、これらは明記しないといけません。
また、支払い方法。
分割何回までできるのかちゃんと明記しましょう。
店舗だったら、要予約なのか、そのまま来店OKなのか。
お客様が「どうかな?」と思うことは、小さなことでも書いてあげてください。
こうして、「買わない理由」をなくすことで、お客様の気持ちはグッと購入に近づいてきます。
あなたは成約率を下げる落とし穴にはまっていませんか?