今回はちょっと昔話でもしたいと思います。
この記事をご覧のあなたは子どもの頃、どんな教科が好きでしたか?
私は、中学校まではずっと数学がダントツで好きでした。
私にとって、数学はゲームのような感覚だったんですよね。
こんなことを言うとアレですが、数学に限ってはテスト勉強なんてしたこともなかったくらいです。
そんな数学好きな私の世界が変わったのが高校でした。
とにかく数学が分からない!
覚える公式が増えたり、学んでいる内容をビジュアルでイメージがしにくくなったり…。
「タンジェントって何?どこの何のこと??」という感じでした(笑)
中学までとはまったく違いました。
おそらく、中学までは算数で、高校からが数学というものなんだろうと感じたくらいです。
今思うと、高校数学からは、公式そのものを証明する思考力が求められたり、多くの公式の中から、適切なものを選びとる能力が求められていたように思います。
これが本当に苦手でした。
だって、公式を導くなんて面倒だったから。。。
そして、公式を導く大変さを知る一方で、公式ってすごいな、とも思ったんです。
公式を知らなかったら、三角関数なんて考えられません(笑)
大嫌いなサイン・コサイン・タンジェントですが、存在意義はものすごいのだろうと思います。
この公式を大切にする数学の考え方は、ビジネスにも大いに役に立ちます。
マーケティングの基本はテストの積み重ねですが、すべての施策をテストしていたら、途方もない作業になります。
やはり、テストをするものはある程度の「あたり」をつける必要があります。
「これをしたら、おそらくはこういう結果が回収できるだろう」
この仮説をもってテストし、結果を確認するのがテストの正しいやり方です。
さて、私が何を言いたいのかと言うと、悠香仕事のルールの第12条にこんな項目があります。
第12条 原理・原則を学ぶ
どういうことかと言うと、原理や原則が数学でいうところの公式にあたるんです。
公式を1つも知らない状態で高校数学ができるでしょうか?
まず、できないでしょう。
それをやろうと思ったら、自分で試行錯誤を重ねて公式を見つけるところからやらなければなりません。
そんなことをしていたら、何十年もかかってしまいます。
ビジネスもこれと同じで、原理・原則を知っていれば、すぐに採るべき施策が分かるのに、知らないとそこからテストしないといけません。
原理・原則を知っている場合と知らない場合とでは、成果を出すまでにかかる時間が大きく異なるのです。
だから、むやみやたらとテストばかりをするのではなく、正しい仮説を立てられるように原理・原則を学ばないといけないのです。
特に、マーケティングの原理・原則を学ぶことで、成果への近道を歩むことができるんです。
ぜひ、積極的に原理・原則を学ぶようにしてください。
あなたは原理・原則を学んでいますか?